2009年 【テーマ】愛と調和

118号(2009/1/17

【新春版】2009は「調和」を大切に

 

あけましておめでとうございます。

さて、今年は「調和」がテーマの一年です。

「調和」というと、人と仲よくすることと思われがちですよね。

そうではなく、どんな私、でいるかが大切、というお話です。

 

優先順位は、まず『自分自身との調和』です。自分の本心に素直であること。

嘘をついて、何だか後ろめたい。嘘がばれたらどうしようと、はらはらする。

誰かこの嘘に気づいていないか、周囲の様子に気が散って落ち着かない。

嘘をついて、自己嫌悪で気分が落ち込む。これらの心理的緊張感で、腹痛や頭痛が生じる。

などの経験はありませんか?

 

これは、自分に嘘をつくことによって、不調和が生じているからです。

人は騙せても、自分を(不調和を感じるので)騙すことはできません。

 

しかし、簡単に本心に素直にと言われても、世間体や、外見やステータスばかりを取り繕うことに、エネルギーを費やす生き方をしていることに気づいていない方は、自分の本心になかなか気づけません。

 

反対に、物事に探究心や好奇心を持ち、違和感を、正直に言葉で表現する努力を厭わない

方は、たとえ、さまざまな障害が起きても、無意識に、本心で生きているので幸いです。

 

さあ、今年はどこまで自分に正直に素直に、「調和」を実現できるか挑戦してみましょうね。

 

 

 

119(2009/2/21)

「同居の親と妻の板ばさみに悩んでいます」

 

相談者(43歳男性)

自分の両親と、子供と自分たち夫婦が同居しています。

例えば、母と妻、互いが悪く思わないように立ち振る舞うのですが、どちらを立てても、あちらを立てればこちらは立たず、といった具合で、いつも自分は板ばさみ。疲れてしまいます。

一体私は、両者の間でどのように振る舞えば良いのでしょうか悩んでいます。

 

唯識 

身体を休め、心をリラックスし、仕事という環境や人への気遣いから、やっと開放されるはずの【家庭】。しかしそこは、あなたの理想とは違い、振る舞いに悩まされる家庭のようですね。

 

皿回しという演芸をご存知ですか?

回し続けなければ、お皿は落下して割れる。いつかお皿を落とすかもしれない、スリル感を楽しむ娯楽です。あなたの状況も娯楽ではありませんが、類似点がありますね。

片方のお皿の上に母親を乗せ、もう一方のお皿に妻を乗せ、機嫌を損ねないようにお皿を回し続ける。それは、大変なこと。

 

誰もそれを強制していないのに、お皿を回し続けているのは誰?

必死になって回している自分の姿を想像してみると、気の毒になりませんか?

主体性なく、両者の顔色を見て対応していると、いつか矛先はあなたに向けられ、八方美人と責められますよ。

 

あなたは板ばさみで疲れているのではなく、本音で両者に向き合えない、自分自身に疲れているのです。両者の機嫌を取るのではなく、お皿を回す手を止め、お皿を思いっきり割る勇気を持ってください。

あなたが、自分に正直に誠意を持ち、自分の考えを伝える努力を継続すれば、お皿を割ることなく、すっきり治まる日がきますよ。

 

 

 

120(2009/3/21)

「夫がだらしないため、ストレスがたまります」

 

相談者(30代女性) 

4歳年下の夫について。

結婚して半年。日々の生活の中で、夫のだらしなさが目に余ります。

靴下や下着など脱ぎっぱなしで何日も放ったまま。テーブルに物を乗せればずっとそのまま。

注意をすれば不機嫌になります。子どももおらず共働きです。

ストレス少なく生活を送るためにも、もう少し配慮を、例えば、脱いだ靴下を洗濯機に入れるぐらいの気遣いを望むのですが、夫が不機嫌にならず注意を促す方法はあるのでしょうか?

 

唯識

確かに、自分が脱いだものぐらい洗濯機に入れて欲しい!

あなたにとっては当たり前のマナー。ここがポイント。

あなたにとっては当然でも、相手にはそうでないことの方が多いのです。

そのことを、しっかり意識して、次のことを【自分のために】実践してみましょう。

 

自分に素直になる(自分のために)。

相手に期待を抱かず「あなたも私と同様に仕事で疲れている時に、注意されるのはイヤよね。これで最後にするわ。脱いだものは洗濯機に入れてね。綺麗に洗濯しておくわね」と伝える。

 

忍耐を学ぶ(自分のために)。

どんなに不潔になり、履くものが無くなっても、きちんとで伝えているので、放置しているものには触れないで、干渉もしない。

 

感謝し称賛する(自分のために)。

どんなに小さなことでも見逃さないで、相手が自発的に行動できたら、「ありがとう。嬉しいわ。とっても助かる」と言葉にする。

 

許す(自分のために)。

あなたの成育暦の影響で、~ねばならない、という深層心理があるのかもしれません。

~ねばならない、という抑圧している自分自身を許してあげることは有効です。

とても気持ちが楽になります。

 

継続する(自分のために)。

これらのことが3ヶ月間継続できたら、そのときのあなたは、今以上にとても穏やかで、魅力的で素敵な女性に成長していますよ。

そして、この経験は、近い将来の育児にとても役立つものとなるでしょう。

顔晴(がんば)ってね。

 

 

 

121(2009/4/18

「子どもの不登校について悩んでいます」

 

相談者(42歳女性)

中1の息子がいます。

2ヶ月前、怪我をした足に2、3人の上級生がわざとぶつかってきたりしたため、痛みが悪化。

医師の診断書も降り、学校を休んだところ、担任教師から注意され、いやになって学校へ行かなくなりました。

たま登校しても、教師からの注意を受け、またいやになるという悪循環に陥っています。

 

唯識

息子さんの話もちゃんと聞き、担任、学校とのコミュニケーションを図り、努力をしているけれど、不登校が続き、どう対処すればいいのか、悩んでいるのですね。

ご相談者が息子さんではないので、【お母様の心に存在する悩みという『不安』】に焦点をあてます。

 

例えば、人は花が美しいから、「美しい花だわ」と感動するのではなく、花の美しさに感動できる心が備わっているから、それを見た時に「美しい」と思えるのです。

幼いころ、母親が優しい声と穏やかな微笑で「きれいね」と表現する様子から、子どもはそれを模倣することで感情が芽生え、育ち備わるのです。心は育てられるのです。

 

不登校(=息子)に否定的なイメージや、思いがお母様の心のどこかにあるので、「不安」なのです。それを払拭して、学校へ行かない現状と、心身ともに急成長しているこの時期を「「チャンス」に転換します。

お母様自身が、息子さんとしっかり向き合い、自分の気持ちに素直に、正直に信念を持って

伝えられる母親の姿を、息子さんに示すのです。

あわてないで、一つ一つ丁寧に時間をかけ、自分の心を観察します。

 

分からないときは「分からない」、不安なときは「不安だわ」、悪いと思えば「ごめんなさい」。

いやなことは「いや」、誤解されているなら「誤解だわ」。嬉しい時は「嬉しい」、幸せな時は

「しあわせ」、息子さんを愛しているなら「愛しているからね」と伝えます。

 

これを少しずつ時間をかけ、焦らずに忍耐すると、生まれたばかりの子鹿がぎこちなく立ち上がるように、息子さん自ら教師に対して自分の感情や気持ちを素直にはっきりと伝えられ、

同じことが繰り返されることはなくなるでしょう。

 

更に、息子さんのこれからの人生に訪れる、様々な荒波を乗り越えられる、強靭な精神力を

備えてあげられる母親になれます。

 

 

 

122(2009/5/23)

「ひとより劣ると感じると、すごく辛くなります」

 

相談者(20代女性)

常に人と比較している自分がおり、人より劣ると感じると、すごく辛くなります。

今までに、両親から認められたという記憶がありません。ですので、仕事やいろんな場面で、人にほめられると、身の置き場がなくなり、つい顔がこわばってしまいます。

人間関係もうまくいっていません。うまくいかない理由がここにあるとも感じています。

何をどうすればいいのでしょうか。

 

唯識

自分と他人を比較することで、「劣等感」「優越感」が生まれます。

しかし、その優劣の基準は、自分の主観、思い込みであることに気づいてください。

 

しかし、自分で決めた理想的自己像へ近づこうとする努力そのものは、自分を成長させる上でとても有効なことです。

また、人との比較で自己嫌悪に陥ったり、自己否定したときに、親、友人、恋人に称賛や激励されたり、学業、仕事、趣味で納得のいく結果を通じて、いつの間にか克服していることが

大半です。

 

あなたは、劣等感を感じることで辛くなるのは、『両親から認められなかった』ことが理由だとお考えのようです。それだけではなく、他の点にも気づいてみましょう。

 

先に述べたように、自分自身に優劣のレッテルを貼っているのは自分です。

このことと、ご両親から認めてもらえなかったことを、混同しないようにしましょう。

 

ご両親は、あなたを認めなかったのではなく、素直な表現力や、伝えることの重要性に気づいていないだけかもしれません。

 

あなたは、心の深いところで、ご両親への【愛】を求めていませんか?

 

人にほめられ、顔がこわばるなら、「私、ほめられるのって慣れていないんで、緊張しま~す」と、サラリと素直に表現してみましょう。称賛は人間関係潤滑油です。

自分がかつて親に期待したことを、人に与えてみましょう。

 

<笑顔がいいね・頑張ってるね・完璧!満点!花まる!すごいね!やっぱりあなたじゃなきゃ・賢い!偉い!イケテルね・その服似合うね・いつもキラキラしてるね・助かる・安心できる・癒やされる・ほっとする・頼もしい・たいしたものね・いつもありがとう>

 

誰のためになぜそうするのでしょうか?

そうです。自分のために、自分が楽になるためにです。

 

 

 

123(2009/6/20)

「頻繁に大事な物を失くす息子。

どうしたら、物をきちんと管理することができるようになるのでしょうか?」

 

相談者

知的障害があり、養護学校に通っている16歳の息子についての相談です。

家の鍵から携帯電話、今まで無くした物を数え上げるときりがありません。

数万もするゲーム機など、持ち歩けるものを、すぐにどこかに忘れてきてしまいます。鍵や携帯などは、家から持ち出すことを禁止することも出来ず、また、持たせないわけにもいきません。普段の生活は、なんら支障なく過ごせる彼が、大事なものをなくさないようにするには、どのように教えたらよいのでしょうか。

 

唯識

どの親御さんも、お子さまの共育(教育)で、いろんな体験ができますね。

今回、息子さんの特性や、生活環境の情報が限られているので、平均的な回答をさせていただきました。ご了承ください。

 

事が起きた時に、言葉で注意し理解させることは、繰り返しなさったと思います。

次は、<環境支援>と<精神心理支援>に挑戦してみましょう。

 

今回(6月号)は、環境支援についてお話します。

 

<環境支援>

何時頃、どこで、どのような場面で、何を、忘れ物をしているか、頻度分析が必要です。

 

透明の貴重品袋に、大事なものを入れる。但し、2つまで。

理由:貴重品所持を管理する能力の一般的平均個数は3つ以内。それを超えると、紛失する率が急に高まります。息子さんは、貴重品の所持を2つ以内にしましょう。

 

③①で紛失頻度が上がる頃に、音声アラームで「鍵・携帯は透明袋に入っていますか?指さし確認しましょう」で知らせる。

 

周囲の親切なお友達や、担任の先生に協力を得ましょう。

「鍵と携帯が袋に入っているか気にかけてくれるかしら?」と言っておく。

 

紛失が減ったら、「すごいね!最近、忘れ物がなくなったね」と、称賛してあげましょう。

 

基準は、我々の管理の便利さではなく、彼の基準を優先することです。そこを、少し意識してあげるだけで、彼は自尊心が傷つく注意を受ける機会が軽減されす。

その分、自発的に注意力や集中力が高まり、自己管理能力も比例して向上します。

そして、息子さんが楽になると、お母様も楽になることに気づきましょう。

 

8月号で<精神的支援>についてお話します。

 

125(2009/8/15)

「頻繁に大事なものを失くす息子。

どうしたら、物をきちんと管理することができるようになるのでしょうか?」

 

相談者 

知的障害があり、養護学校に通っている一人息子(高校1年生16歳)についての相談です。

家の鍵から携帯電話、今まで無くした回数を数え上げるときりがありません。

数万もするゲーム機など、持ち歩けるものを、すぐにどこかに忘れてきてしまいます。鍵や携帯などは、家から持ち出すことを禁止することも出来ず、また、持たせないわけにもいきません。普段の生活は、なんら支障なく過ごせる彼が、大事なものを失くさないようにするには、どのように教えたらよいのでしょうか。

 

唯識

はじめに、息子さんの特性や、生活環境がこの情報だけでは、分からないので、平均的な回答をさせていただきました。ご承知ください。

6月号の<環境支援>に引き続き、今回は<精神心理支援>についてお話しましょう。

 

<精神心理支援>

彼らは、指示、注意、監視、制限の連続した人生です。

周囲が想像している以上に、精神心理的負担を重ねて生きています。

これらを軽減するために、最優先することは、環境づくりです。

 

失くして困る、失くしたら探しにくい環境下で、それを与えることはしない。

欲しがるからといって、与えているのは誰でしょうか?

大事なもの、とは誰にとっての大事なものなのでしょうか?

 

息子さんにとって、大事なものであれば、それらの紛失は多発しません。

例えば、息子さんにとって、靴は、鍵や携帯、ゲームより、大事だから履き忘れて裸足で帰宅することはないでしょう。

 

一昔前は携帯電話はありませんでした。

緊急時の周囲の人達の不安を解消するために、あらゆるものに氏名や住所などを貼付し、

周囲の理解や協力を得ながら、考えられる対策をこうじました。

今では、携帯電話1つでそれらが解決できる便利な時代になりました。

 

我々はすぐに順応しますが、息子さん達は、時代が変わっても、彼らの情報処理ペースで生きています。頑張れば10のうち9できるから、その努力をさせるのではなく、頑張らなくても、5できるなら、それで十分というペース。

 

今回のケースでは、彼の負担にならない所持品の数に留めてあげましょう。

基準は我々の管理の便利さではなく、彼の基準を優先することです。

 

そこを、少し意識するだけで、彼が自尊心が傷つく注意を受ける機会が軽減されます。

その分、自発的に注意力や集中力が高まり、自己管理能力も比例して向上します。

 

 

 

126号(2009/9/19)

「次男の扱いに、よきアドバイスを」

 

相談者(35歳主婦)

子どもが3人います。

次男の扱いについて、ですが、温和しい長男(11)と比べ、負けず嫌いでやんちゃな次男

(7)に、つい小言を言ってしまいます。しかし、性格は非常に繊細なことは理解しています。

個性が強く、頭の回転も速く、かわいいのですが、手に負えないと感じることがたびたびあります。一般的に真ん中の子どもの扱いに困っている人も多いようです。

そんな次男の扱いに、よきアドバイスをいただけますと助かります。

 

唯識

やんちゃと言えば、「元気でいいですね」「そのうち落ち着きますよ」と、周囲から励まされます。

しかし、ご相談者のお母様は、単にその活発さに手をやいているのではなく、無意識にお子さんのサインを感じ取っているのです。最近にはない、愛情深いお母様ですね。

 

やんちゃを含む問題行動は、【愛情要求】のシグナルです。

些細な言動で「お母さんは僕よりお兄ちゃんが好きなんだ」と思い込んでしまったり、「もっと僕を見て欲しい」「もっと愛情欲し~い」のSOSが注意喚起で表現されているのです。

それでも気づいてもらえなければ、間接的に、外で他人の目を引く問題行動をしてまで、お母さんの関心を自分に向けることを狙うことも起きてきます。

親が思う以上に、お子さんはもっと愛情が欲しいのです。

 

極端な例ですが、愛情欠如からくる心理は、神経症、鬱病、引きこもり、対人恐怖症など、社会に適応できる、軽度から身体へ影響する、重度まで影響を及ぼす場合があります。

 

反対に、それを学業やスポーツに向けて自己顕示することで、活躍するタイプもあります。

中には、人からの愛情ではなく、金銭的満足欲に走り、結果として事業で成功するという方も多いです。幼少期の愛情欠如による問題行動が、年齢を重ね、環境や状況と心身の発達などの変容を繰り返し、上記のような人生を送る結果となります。

大なり小なり、誰でも愛情欠如はあるということです。

 

問題行動の対応は、その行動を止めたり叱るのではなく、フェイントです。

抱きしめるなどのスキンシップや、「大好きよ。いつも見守っているよ」と安心させる言葉をかける。役割を担わせる生活場面を作り「すごいね~。ありがとう。助かったわ。よく頑張ったね」と、結果に係らず誉めてあげて自尊心を高めてあげましょう。

心は育ててゆくものです。

 

称賛が、一時的に問題行動を強化させる、調子に乗ることがありますが、「お母さんは本気で僕を愛しているのか」と試しているのです。

【愛】で忍耐し、継続してください。

いつまでか?お子さんが変わる日まで、です。

きっと、正しい方向性で収束していきます。

そして、いつか愛情要求することより、与えることができる、心豊かな青年へと成長されるでしょう。お母さん顔晴って

 

 

 

第127号(2009/10/17)

「自分だけ取り残されていくようで焦りが募り、苦悩の日々です。

どうすれば幸せになれますか?」

 

相談者(57歳主婦)

夫は56歳会社経営者。一人息子は結婚し海外赴任しています。夫はゴルフや友人も多く、

人生が楽しいと言います。夫は若い女性と浮気もしていると思います。

くやしいので整形やエステに行き、外見は若さを維持しているつもりですが、自分だけ取り残されていくようで、焦りが募り苦悩の日々です。

どうすれば幸せになれますか?

 

唯識

結論から言うと、ご相談者の苦悩の原因は、依存心からくるものかもしれませんね。

依存心が強いと、頼っている相手の自立している姿に気づき、それと比較して、自分だけが取り残されたような不安と、恐れの考えや感情を生み出します。

自分の考えで生み出されていることに気づいていないので、日常での様々な場面を、複雑に理解(誤解)してしまうのかもしれません。

 

浮気相手の女性には、嫉妬を抱いているのかもしれません。

嫉妬は、対象者と自分を比較することで生まれる感情です。あの人にはあって、私にはない。やがて、嫉妬は自分を苦しめ身体を蝕む。自分がみじめに不幸に感じてくる。私はこんなに夫につくしてきたのにと。

 

作家の曾野綾子さんは、次のように言っています。

「どんなにその人を愛していても、その人のために自分を犠牲にしてはならない。なぜなら、

必ず後で、その人を憎むようになるからだ。」

どんなに外見を磨いて世間体を取り繕っても、現実的に自分をさらけ出し、正直に生きる勇気と強さを実践し、心理的・精神的自立をなさなければ、内面の美しさや輝き(オーラ)は放たれないのです。

 

では、どのように実践・行動するか。

嫉妬の反対語は、喜びです。

「よかったね」と、相手の幸せを喜んであげる。人が幸せになっても、自分には関係ないと思っていませんか?関係あるのです。このことを、精神学者フロイトは、集合意識と言っています。一人ひとりの意識は繋がっています。人のことを喜んであげると、その喜びはいつか必ず自分に還ってくる。喜んであげた瞬間、「よかったね」と言ってあげた瞬間、祝福してあげた瞬間、

そこに、嫉妬心は存在していません。

 

どちらの自分になりたいかです。

どんな気持ちで日々を過ごしたいか。解放されるか、自らの嫉妬で自分を苦しめるか。

自分次第ですよね。そろそろご自分を解放してあげるのもいいのではないでしょうか?

それが、相手を赦すことと繋がるわけではありません。ただ、ご自分を解放して、嫉妬心から自由にしてあげられると楽になりますよね。このように、自尊心をたかめていると気づいたときには、精神的に強くなっていて「自立」できていますよ。御安心ください。

 

 

 

128(2009/11/21)

「子供が生まれてから、夫が度を越して身体を要求するようになりました」

 

相談者36歳女性(主婦)

悩みは、夫婦のセックスのことです。

子どもが生まれてから、度を越して身体を要求するようになりました。

我慢して応じていたけど、もう限界です。

私が男児(5歳)の育児をしています。夫は家事を全く手伝いません。

話し合いをしても、私は感情的に怒鳴るので、夫は馬の耳に念仏です。

そんな夫に要求されると、屈辱で辛くてなりません。

 

唯識

辛いですね。一生懸命、家事に育児に努力し、ご主人とも話し合いをしようとする前向きな

姿と、心身が疲れているご様子が伺えます。

 「夫は家事を手伝ってくれず、自分の辛い気持ちを分かろうとしてくれない」というのは、

ご自分の観念であって、ご主人の観念ではないということ。

まず、そのことに気づきましょう。

 

「な~んだ、考え方が違うんだ」と思うと、気持ちが少し軽くなりませんか?

その上で解決策です。糸口は、感情的でない、素直なコミュニケーションです。

「いつも怒鳴ってごめんね、私も初めての子育てで一生懸命なの。仕事で疲れているだろうけど、○○○○だけ手伝ってくれる?(簡単なこと2つだけ)」手伝って当たり前はご自分の観念だから、ご主人の協力に対して「ありがとう」を忘れないで。

 

自分ばかりではなく、ご主人はどのような観念(~すべき)やネガティブな感情があるか、聞いてみないと分かりません。お互いに理解し合い、命を育む喜びを感じ合い、労わり合うことなどの積み重ねで、夫婦の愛情も形成され、夫婦関係は改善します。

 

セックスは心に大きく影響します。このようにセックスしたくないという気持ちは、何らかの形で、異性に心理的に抵抗していることが多いのです。そのことに気づかないでいると、身体にも相手の心を受け入れたくないとする抵抗で現われます。

セックスも心のコミュニケーションですね。

 

 

 

129(2009/12/19)

「自殺した親友の夢をよく見ます」

 

相談者21歳男性

保育園の頃から、兄弟のようで、空気のような存在だった親友が自殺しました。

遺書は「考えることがすごく疲れた」だけでした。彼には、友人がたくさんいたけれど、僕に友人と言えるのは、あいつしかいなかった。将来一緒に会社を創ろうと約束していた。

でも、疲れていたことは、ひと言も言ってくれなかった。あいつの夢をよく見ます。「寒い、暗い、寂しい」と言います。生きているときに何もしてやれなかった友人を、どうやってそこから助けていいのか教えてください。

 

唯識

辛くて悲しくやるせない気持ち、そして、無力感がざわざわと襲ってくるような感じですね。

空気のような存在だった、居て当たり前だったご親友がいないことにふと気づくと、喪失感や空虚感もこみ上げてくれるでしょう。親友を、今いるところから助けてあげたい、何かしてあげたいのですね。焦らず時間をかけて、あなたにできることを何でもしてあげましょう。

 

親友には身体がない、でも、あなたには身体がある。それだけの違いです。

彼が好きだったものは何ですか?お供えしてあげてください。彼の好きだった音楽をかけてあげてください。彼が行きたかった場所へ、あなたが代わりに出かけて行ってください。

彼が伝えるつもりだったけど、伝えきれていなかったことで、あなたが知っていることを、代わりに伝えてあげてください。あなたが、今彼に言いたいことがあったら、本音で声に出して、彼に伝えてあげてください。そして、彼との夢だった会社設立をあなたも望んでいるなら、その夢をしっかりと果たしてください。

 

あなたが命の大切さに気づき、日々を丁寧に重ねることに喜びを感じて、彼の分まで、あなたが幸せになってあげることが最大の供養です。

そうすると、彼もきっと、暖かく明るい平和なところで、あなたを見守ってくれるでしょう。

 

 

 

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